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三里塚

2015年10月12日 (月)

僕が共産趣味者になった理由。君を趣味者にしたいわけ。 その2

その1)から続く

 マル共連は既に更新を停止していたし、マル共連フォーラムもあまりにもニッチな話題ばかりになってしまっていて初心者の趣味者には入り難い雰囲気があった。2chの共産板も似たようなものだった。

 そんな中で私が強く惹きつけられたのはヘルメットだった。ヘルメットは今も私の興味の主要な部分を占めているが、その原点はマル共連のヘルメットで見るセクト(現在リンク切れ。web archiveから閲覧可能。)だった。このたった1ページしかないコンテンツを食い入るようによく見ていたことは今でも覚えている。

 このページには『当時の写真資料を見ると、もっと多くのヘルメットが存在しますが、団体を特定できないので掲載はやめました。』という一文があった。ヘルメットに興味を抱いた自分は、「いつかこの『ヘルメットで見るセクト』を引き継ぎ超えるようなページを作るんだ!」と思い立って、当時の映像や写真を調べ始めた。今は私がHPなどでアップしていることもあって沢山あるが、当時ヘルメットの写真は調べてもあまりネット上にはなかったのでひたすら文献調査に取り組むしかなかったのだ。

 まずは「ヘルメットで見るセクト」でイラスト化されているヘルメットを写真で確認しようと当時の写真集なんかを学校の図書館や、学校の横にある大学図書館で調べてみたが興味は増すばかりで、学校にはない写真集を見に千葉県立西部図書館にも足を運んだ。
 しかしそれでもまだまだ見つからないヘルメットがあった。そのあとは少し知恵を使って大学図書館のアサヒグラフ誌をひたすら見たりしたのだが、この過程では多くの正体不明のヘルメットを見つけたり、名前は出てくるけどヘルメットの写真が見つからない党派を見つけてちょっとがっかりしつつも一層興味が燃え上がった。

実は「ヘルメットで見るセクト」でイラスト化されたヘルメットの中でも、白ヘルの「民学同」と、黒ヘルの「プロ軍団」は見つかっていない。それらしいものや見切れているものはあるのだけど。

 色々調べても見つからないとなると、今度は一次資料を見るしかないと思うようになった。だが、機関紙やビラを所蔵している図書館なんてない。国会図書館にはあると判ったのだがまだ年齢的に入れなかった。よくよく調べると郷土史の関係で、三里塚闘争の舞台となった私の住む千葉県の中央図書館には第四インター機関紙「世界革命」の縮刷版があると知って見に行ったが、縮刷版を捲くる度にまた知らないヘルメットを見つけたりと、興味はますます広がっていった。

 機関紙といえばマル共連には「各派機関紙紹介」(現在リンク切れ。web archiveから閲覧可能。)というのもあって、しかもこれらの機関紙の殆どは新宿の模索舎という書店で買えると知った。自分も機関紙を手に入れたいと模索舎の前まで勇気を出して行ってみたが、いざ入るときは正直怖かった。その扉の向こうにはテロ・ゲリラをするような活動家のたまり場になっているのではないかと勝手な妄想をしていたし、マル共連フォーラムの過去ログで過激派の動向を探るべく公安が出入りしていると聞いていたから、自分も公安に誰何されるのではないかとかいろいろ考えてしまっていたのである。

しかもよりにもよってその日模索舎は「恐れることはありません」なんていう無責任な札を閉まった扉にかけていたものだから、どうにも目の前のその扉を開けるには勇気が要ったのである。

(その3)へ続く

2012年7月 8日 (日)

おすすめ書籍等々

最近ブログ版を更新してませんね。申し訳ないです。
日々のつぶやきはtwitterでやってしまっているので、どうもブログ用に文章を書くということがなくなってしまいました。
当時ものの写真とか、実物資料とかのアップロードもtwitterの方でやってしまうことが多いので、これについてはtwitterを見ていらっしゃらない方には申し訳なく思っています。

twitterでアップロードした写真なんかは、基本的には下記URLから参照可能ですが、私のとった写真や私の公開した写真だけでなく、私のRTした写真も含まれていますのでこの点についてはご注意ください。
https://twitter.com/#!/front_chiba/media/grid

ということで、まぁネタは色々あるんですが、今回は最近でた良い書籍類についてご紹介したいと思います。

書名をクリックすると、模索舎の販売ページに飛びます。
模索舎は経営難が常態化してますのでLink先から買って貰えると嬉しいです。
私のところにはキックバックも当然なく、アフィリエイトでも何でもないのでご安心ください。

Dscn0126_2
『山谷への回廊 写真家・南條直子の記憶1979-1988』
 2012年/A5変形/
258頁/¥2,500

 良い写真集だ!ということで話題沸騰です。私も太鼓判を押します。
 内容は良くわかんないけど最初の方に右翼関係の写真がありまして、そのあとが山谷の日常、山谷での日雇い労働者の運動、といった構成です。
 聞いた話ですが、限定300部らしいです。内容も良く、少数部発行なのにこのお値段はお買い得です。


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『全軍労・沖縄闘争 比嘉豊光写真集』
 2012年5月/
B5/
352頁/¥4,200+210

 これも非常によい写真集です。全軍労ものの写真集はヤフオクとかで5000円を超える様なもの(空軍支部の出したやつ)とか、現在の全駐労沖縄地本が90年代半ばに出した『全軍労・全駐労沖縄運動史』の三冊組の一つとかのほかは、沖縄関係の写真集にちょろっと出てくる程度だったのですが、これ一冊買えば十分満足できる内容になっています。
 値段はありていに言えば確かに高いのですが、写真集としては普通の値段ですし、中々大きな本ですし、それだけの内容ですので、ぜひ一冊お手元に置いておかれることをお奨めします。


〈DVDブック〉小川プロダクション『三里塚の夏』を観る 映画から読み解く成田闘争
 2012年5月/192頁/¥3,333+167

 ついに小川プロの映画がDVDであなたの手に!ということでこれも話題になりました。写真がないのは私がまだ買ってないからです。ソンナニカネネーヨ…。
 小川プロの映画はアテネ・フランセでわりと良く上映会をやってますので、気になる方はそういった機会に見に行けばよいかと思います。


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『六〇年代社青同(解放派)私史』,樋口圭之介著
 2012年7月7日(←昨日だよ!)/290頁/¥2500+税

 はいっ!真打ち登場です。
 なんと昨日発行!書店に並ぶのはまだまだ先!模索舎にだけ先行入荷しております!
 私もまだ内容をキチンと読んでませんが、パラパラ見ましたけど理論的な問題だけを長々と扱っているのではなく、歴史について書いてまして、読みやすいです。多分。
 写真もわりと豊富です。
 著者の樋口圭之介氏は社青同東京地本委員長にして後の解放派社青同(革労協パージを受けた為に、1970年に解放派が独自に再建。)委員長であった方です。
社青同の歴史の概略についてはボリューム(E:)でも簡単に歴史を紹介しているので是非ご覧ください。
 こちらの書籍は模索舎HPに販売のページがありませんが、入荷はしてますので電話かメールで注文して下さい。
⇒HPが更新され、販売のページができました。

 まぁこんな感じですかね。とりあえず詳細情報が出てないので以下に目次と奥付の写真を上げておきます。

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2011年6月26日 (日)

NAA 空と大地の歴史館 訪問記

昨年末に空と大地の歴史館の開館がアナウンスされてから、一体どの様なものが出来上がるのか気になっていたので行ってきた。

芝山にある航空科学博物館の敷地内にあるが、HPが今のところないので、アクセスに関しては航空科学博物館のHPを参照してほしい。
私はJRの成田駅まで行って、京成成田駅まで歩き(徒歩3分)そこから芝山千代田行きの芝山鉄道直通電車に乗った。連絡が非常に悪いし本数も少ない上に芝山鉄道直通電車は、休日と平日で別のホームから発車するので注意。

私が行ったのは日曜なので2番線から。Dsc_0299

芝山千代田駅着。所要時間10分ほど。

Dsc_0361_2Dsc_0357 Dsc_0308kai

延伸予定があるので下から見るとこうなっている。Dsc_0317

延伸推進の看板。
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芝山千代田駅からはバスが出てるのでこれに乗車。歩いていけない距離ではないが、これからのシーズンは暑いだろうと思う。Dsc_0323kai

航空科学博物館着。入口のゲートのところに看板はあるものの、「空と大地の歴史館」の場所はわからない。
Dsc_0330kai

航空科学博物館の施設案内図。図内には記載がないが、駐車場の右下あたりに存在する。
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そっけない立て看板。まるで場所がわからないが、駐車場の中を歩いていく。
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駐車場の奥に小さな目立たない建物。これが空と大地の歴史館である。
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さて、まず大前提として一つだけ確認しておく。このブログは政治的なものではない。政治的な観点からの評価はこのブログには書かないし、また私見だが反対派にとってはこの施設は別に現地に行かずとも十二分に評価可能な程度の代物であると考えている。

毎日新聞だけが反対派の意見も載せていたので引用しておきたい。

―――――――――――――――――――――――――――――

◇努力に感謝する--県議、国会議員として反対し、成田市長として共生を進めた小川国彦氏(78)の話
 ここまでこぎ着けた努力に感謝する。反対運動もあり問題は解決していない。公共事業や共生のあり方を考えるきっかけとなると思う。運動に関わった人は多く、限られた展示で表し切れない。多くの思いや意見、資料を一層集積し伝える拠点となってほしい。

◇反対運動は進行中--三里塚芝山連合空港反対同盟北原派事務局次長、萩原進さん(66)の話
 反対運動は終わったと広めたいのだろう。だが、運動は進行中で、大事な局面を迎えている。今、福島第1原発事故の被害などで、全国的に国の事業を見直す時期にも来ている。歴史館などとんでもない。作るお金があるなら、被災地に回せと言いたい。

―――――――――――――――――――――――――――――

共産趣味の観点から見てみても展示資料はここでなくては見れない貴重な資料が多い。
当ブログで主に紹介している「ゲバスタイル」はその一つで、実物のヘルメットやゲバ棒(鉄棒)、目出し帽、ゴーグルなどいずれも貴重な資料である。
ヘルメットは計22個展示されていた。出来れば写真で紹介したかったのだが、残念ながら撮影禁止であった上に、一切説明もなく、また展示目録も発売されて無い。仕方ないので現地で一時間かけて22個のヘルメットを一つずつメモしていった。それを解説を交えつつ紹介する。

凡例

紐ドカヘル:紐が鉢巻状に通してある工事用ヘルメット。
ドカヘル:いわゆる「MPタイプ」と称される工事用ヘルメット。
半帽ヘル:お椀を伏せたようなタイプのバイク用ヘルメット。半帽などと称せられる。
ジェットヘル:新左翼関係の文脈で「バイクヘル」と言う場合には大概このタイプを示す。管理人のPicasaで公開中の第四インター系「三里塚空港粉砕全国学生共闘」のヘルメットがこのタイプ。


では展示されていたヘルメットを見ていこう。

反対同盟のヘルメット

・白無地、紐ドカヘル
【来歴】
 反対同盟の小川氏所有品。逮捕された際に押収され後に返還された物で検察のタグが付いたまま展示されていた。

・白地に黒で「少行」
、紐ドカヘル
【管理人コメント】
 反対同盟農民の子ども達によって組織された「少年行動隊」のヘルメット。同盟休校などを行った外、直接的な行動にも参加した。

・白地に黒で「空港絶対反対」半帽ヘル
白地に黒で「空港粉砕」、後ろに黒で「青行隊」、紐ドカヘル
白地に黒で「空港粉砕」、後ろに黒で縦書き「東峰」、紐ドカヘル
白地に黒で「空港絶対反対」後ろに黒で「成田反対同盟」、紐ドカヘル
白地に赤で重なった「○○○」後ろに黒で「反対同盟」、紐ドカヘル
【管理人コメント】
 いずれも反対同盟のものと思われるヘルメット。「青行隊」は「青年行動隊」の略称。三つの重なった輪は反対同盟のマークで、反対同盟旗に染め抜かれているものと同じもの。

支援党派・支援者のヘルメット

・赤地に黄色デカールで「★」、ジェットヘル、2個
・赤地に黄色デカールで「★」、ジェットヘル(白ひさし付)、
2個
・赤地に白で「プロ青同」、紐ドカヘル

【管理人コメント】
 支援党派「共産主義労働者党」の青年団体「プロレタリア青年同盟」のヘルメットと、同青年団体が組織した「三里塚を闘う青年先鋒隊」のヘルメット。1978年3月26日の管制塔占拠党派の一つで、管制塔占拠部隊の中に同じヘルメットを被った者も居た。

・赤地に白で「反戦」、後ろに白で「プロ青同」、紐ドカヘル
【管理人コメント】前述の「プロレタリア青年同盟」
のヘルメットか、或いは共労党影響下の反戦青年委員会かも知れない。もっとも共労党影響下の反戦青年委員会があったかどうかは寡聞にして知らないが、「反戦」とあるからと言って反戦青年委員会のヘルメットと断定するのも短絡的であろう。

・赤地に黒の白縁で「婦人通信」、ドカヘル
【管理人コメント】
 支援党派「日本革命的共産主義者同盟(第四インターナショナル日本支部)」系の冊子『婦人通信』の「『婦人通信』編集委員会」が呼びかけて集まった全国の戦闘的婦人によって組織された。(1978/4/3付 『世界革命』第517号 三・二六開港阻止決戦勝利報告特集号に記載あり。)

・青地に黒で「反戦」
【管理人コメント】
 支援党派「革命的労働者協会(社会党社青同解放派)」影響下の大衆団体「反戦青年委員会」のものと思われるヘルメット。

・黒地(赤地の塗直し)正面難読。左側面に白で「解放」半帽ヘル
【管理人コメント】
 唯一文字が判別できなかったヘルメット。

・白地に赤いビニールテープで「✚」、左側面に黒で「救護」、ドカヘル
・銀地に赤いビニールテープで「✚」、左側面に白いビニールテープで「野戦」、
後ろに赤いビニールテープで「✚」、ドカヘル
【管理人コメント】
 おそらく三里塚野戦病院の活動家のものと思われる。当時の写真を見るとそれなりの人数がおり、青医連の活動家なども参加してデモ隊との衝突による負傷者の救護に当っていた。

・赤地に黒の白縁で「合宿所」、後ろに黒の白縁で「弁当隊」、紐ドカヘル
【管理人コメント】
 三里塚の労農合宿所に所属していた活動家のものであろう。弁当隊ということは非戦闘員で炊き出しを担当していたのだろう。

・黒地に白で「反战」、左側面に白で「7」、右側面に白で「叛乱」、ドカヘル

【管理人コメント】
 ノンセクト系の活動家だろうか。詳細不明。

・白地に青で「全共闘」左側面に青で「応化」、その上に黒で「応斗委日和見派」、後ろに赤で「震研斗争勝利」、右側面に青で「応化」その上に赤「反帝」、紐ドカヘル
【管理人コメント】
 このヘルメットは東大全共闘のものではないかと思っている。以前ヤフオクに東大地震研闘争に関する本が出ていたのだが、寝過ごして入札できなかった。

・赤地に黒で「連帯」、後ろに黒で「連帯自治会」、その上に黒で「現闘(門構えに斗)」、紐ドカヘル

【管理人コメント】
 どこかの党派或いはノンセクト系の自治会で現地に常駐していた活動家のヘルメットだろう。

以上が展示品のヘルメットの全てである。反対運動初期の襷や鉢巻、その他実物資料が展示してあるので、一見の価値はある。しかしそれはこの歴史館のコンセプトの正当性を担保し得るものではない。

参考(追記2011.10.06付)

来場者アンケート(手元の資料整理してたら出てきたので公開)

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2011年5月18日 (水)

【速報】全学連(伍代委員長)、公式HPを開設

全学連(伍代委員長)、通称:革労協現代社派全学連が公式HPを開設したことを確認したので、お知らせします。

全学連(伍代委員長) 通称:革労協現代社派全学連
http://zengakuren.info

ちなみにですが、下記に現代社派以外の全学連を自称している団体のHPを列挙しておきます。
通常全学連は、委員長の名前で区別するので、公式でも「全学連(○○委員長)」という風に表記しますが、民青全学連はそのような形式をとっていないようです。しかしながら今回は便宜的に委員長名で表記しました。

全学連(小山委員長藤浦委員長 通称:民青全学連
http://www.zen-gakuren.jp/

全学連(織田委員長) 通称:中核派全学連
http://www.zengakuren.jp/

全学連(奥野委員長) 通称:革マル派全学連

http://www.zengakuren.org/

全学連(円谷委員長) 通称:革労協赤砦社派全学連
ホームページ未確認

追記2011.05.21付

どなたか「ホントにこれ現代社派全学連の公式HPなのか?」「証拠出せよ!」位な事を言って下さればよかったのですが、まさか現代社派の名前を騙ろうだなんて奴は居るわけがないし、あんな雰囲気のHPは現代社派しか作れないであろうことは明白なので、皆さん特に疑うこともなく信じて下さり、それにより私が証拠となる写真をアップロードする機会を失してしまいましたので、行き場を失った証拠写真を一応掲載することにします。

それがこれ↓

Ws000017

正直我が目を疑いました。

言い忘れてましたけど、

全学連(伍代委員長)公式HP開設おめでとう!

追記その2

呉々も言っておきますが、私は革労協現代社派シンパではないので。フツーの共産趣味者です。ですので、もし赤砦社派が全学連HPを開設したら同じような記事を書くでしょうね。


追記その3 2011.05.29付

民青全学連の委員長がいつの間にか小山農さんから藤浦修司さんに代わったことが発覚。
でも全学連HP見ても執行部人事がいまいち解らん。そんなことやってから解散が発議されるような加盟自治会が(自主規制)

2009年5月20日 (水)

訃報:太田竜氏死去

河北新報より転載。

太田竜氏死去 社会活動家
 太田 竜氏(おおた・りゅう=社会活動家、本名栗原登一=くりはら・とういち)19日午前5時33分、肺炎のため東京都豊島区の病院で死去、78歳。サハリン(樺太)生まれ。自宅は東京都文京区白山5の35の12。葬儀・告別式は行わず、後日お別れの会を開く。
 57年、中核派や革マル派などの母体となった革命的共産主義者同盟(革共同)結成に参加した。

―――――――――――――――――――――――――――――

特にコメントはありませんけども。

関連:第四インター
プロレタリア軍団